癌になってしまうと。
治療費っていぐらぐらいかかるの?
って事にも頭を痛めます。
そんな方の為に私の場合を書いておきます。
通院に掛かる交通費などはケースバイケースなので省略します。
色々とお金は掛かりますが、簡単にいうと最初の三ヶ月は8万円/月、その後は4万円/月だと思って下さい。
決して安くはありませんが驚く程高いといった訳では無いとお感じになりませんか?
これは社会保険にしても国民保険にしても同じです。 つまり、ある一定の金額を超える医療費に関しては、国からの補助が出るので上記の金額で収まると言う事です。
つまり、治療開始から三ヶ月間は8万円を超える分に関して、その後は4万円を超える分に関しては市役所など自治体に申請すれば返ってくるのです! 但し、ちゃんと領収書などを添付して申請する必要があるのでなくさないように保管して下さい。
注意して欲しいのは、治療費が月またぎにならないようにしたいと言う事です。 どういう事かと言うと、察しの良い方はお分かりかもしれませんが、例えば1月15日の治療費で6万円を払った。 その後、2月1日に3万円を払った。 払った金額としては9万円で、8万円を超えていますが、同月内(同じ月)に支払った金額は8万円を超えていないので一銭も戻ってこないと言う事です。 これが同月内での支払であれば、1万円が戻ってくるのですが。
同じようにお金を払っているのに返ってくる場合とそうでない場合があります。 何となく理不尽な感じがしますよね・・・・。 しかし、今の制度がそうだから仕方ありません。 治療の進捗状況などにより思うように予約を取る事は難しい場合もありますが、可能な範囲で先生に相談してみるのも良いかと思います。
また、事前に8万円を超える事が分かっている場合は、これも治療を開始する前に自治体の窓口などに行くと、青色のカードが貰えます。 これを病院側に提出しておくと、8万円を超えた時点で病院で支払う金額がゼロになります。 後で申請して返却をしてもらうといった煩雑な作業も必要なくなるので時間的に余裕があれはやっておかれる事をお勧めします。
それ以外では、交通費として電車などで病院へ行かれる方は自宅の最寄り駅から病院の最寄り駅までの回数券を購入する事でそれらの金額も8万円に含める事ができるようです。 私は車で通院していたのでこの方法は活用していませんが、もし対象になられる方は事前に聞いてみる事をお勧めします。
色々と補助などを活用すると、ある程度は治療費を圧縮できますが、それでも目に見えない費用はかさみます。 その為、節約出来る事はする。 活用出来る補助は活用するというのが本当に大切になってきます。
最後に、癌以外に持病を抱えておられる方は(私の場合は糖尿病)可能であれば病院を一カ所に統一する事をお勧めします。 と言うのも、上述の8万円は1医療機関辺りでの計算になるからです。 例えば、A病院で6万円、B病院で3万円を同月内に支払ったとします。 同月内に支払った医療費であれば、返却の対象になるように思われますが、これがまた違うんですね・・・・。 薬の飲み合わせの問題などもありますから、可能であれば統一することをお勧めします。
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